そして彼らは伝説になる
2007.03.16(FRI) 天候:曇りたまに晴れ 風:無風〜微風 人数:最大7名

3月である。
早すぎる春の兆しが見えた2月とは打って変わり、厳しい寒さが続く3月。

とある山中に、兵士達が集結する。
静かな林の中、一つの戦争を終えた兵士達の次の戦争が始まろうとしていた。

…なんだ?このはじまり方。

さてさて、やってまいりました、戦闘レポ第2弾。更新遅れてごめんなさいスペシャル!(何それ?
いや、ちょっと私用で金沢へ出かけたりしていたもので。
で、戦闘である。
参加したのはFNR、SIG、玉高の彼(ごめん、HN知らない)、MS、睦月(休友人H)、神威、そして岡高の彼(ごめry)だ(敬称略、以下も同じ)。
尚、上記は到着順。集合時刻に間に合ったのは先頭1名だけだったりする。
その、FNR氏の勇姿が下の写真だ。

チャネリング…ではなく、電波状況の悪い山中にて電波をキャッチしようと試みるFNR氏。
いずれにしても何らかの電波は受信している…

そして戦闘が始まる。
第1戦はFNR、睦月、神威チームVSSIG、MS、玉高の彼チームだ
火力差から、FNRチームが山の上で防衛、SIGチームがそれに攻撃を仕掛ける、という構図だ。
律儀に一番下まで降りて、そこから5分待って登頂開始。
上り始めてすぐに見通しのいい直線山道に出てしまう。ここで狙われたら一環の終わりなので、慎重に、慎重に進んで行きますよ、OK!
で、懸念された長射程攻撃もなく、少し開けた岩場地帯に出る。
そこで神威を発見。SIGのフルオート射撃で牽制するものの、ちょっと距離があったために当たらない。
接近して、ゲットしてやると思った屋矢先、視界の隅でニュッと顔を出す睦月。
「まずい!」と思ったときには既に遅く、隠れる場所も無いためその場で接近して応戦、結局相撃ちとなった。
恐るべし、睦月のカムフラージュ率。
というより、恐るべしSIGの節穴EYEs。

さて、そんなわけで、開始10分で早々にセイフティー送り。
そこで戦場カメラマンとして復活!

少々写真がボケていて申し訳ない。この白い服を着た彼が神威氏。
獲物は購入したばかりのコルトパイソン。6インチというチョイスが漢を感じさせるが、戦闘にはどうだろう?
ややきつめのHOPに悩まされてはいたが、それでも十分な精度があるので、リロードさえ何とかすればOKだろう。
流石に革命は無理かもしれないが。


またもボケている。まあ、デジタルズームなので、しょうがない。勘弁を。
愛用のP90を構えるFNR氏。だが、彼はこの直後愛銃の不調にてリタイアする事となる。

戦局としては、早々に睦月とSIGがやられ、FNRが銃の不調でリタイア、残るは神威だけとなったFNRチームにSIGチームのMSと玉高の彼が攻撃を仕掛ける構図となる。
当然、獲物がリボルバー一丁という神威だ。敵地に撃墜されたパイロットの如く、しばらく林を逃げ惑ったが、あえなく撃沈される事となった。

2戦目はFNR、SIG、神威チームVS睦月、MS、玉高、岡高チーム。
こちらが守りとなるので、バッチリ布陣する。
遮蔽物に身を隠し、待ち伏せ。
程なくして彼らが接近してきて、銃撃戦が始まる。
ここは守りの利に物を言わせて、岡高の彼を撃墜する。ちなみに恐らく射手はFNR。
そしてしばらくこう着状態となり、その間にFNRが合流、戦略的に一時引き揚げる。
直後、睦月と玉高の彼が痺れを切らしたのか突撃してきた。
図らずもそちらの方向を見ていた俺とFNRは情け容赦の無いBB弾の雨を降らせ、遮蔽物から飛び出した状態で静止してしまった睦月、柔らかいブッシュに隠れてしまったために貫通弾を防ぎきれなかった玉高の2名を撃墜。
睦月曰く、「まさかあの場所にいるとは」。すまん、こっちも偶然だ。

そして膠着化が懸念された戦局に変化をもたらすためにFNRが迂回を提案、SIGがそれに随伴し、神威は陽動、という作戦に出た。
山岳部のFNRは林を走る速度が速く、SIGはついていくのが精一杯。
息せき切らせて何とか回り込み、警戒しながら接近するもばれて銃撃戦。
FNRは林の道を引き返し、俺は岩場を回りこんで牽制射撃を続ける。
俺から隠れるために選んだ岩場はFNRの迂回路の出口に背を向ける場所となってしまい、FNRにより撃墜される。
一応、作戦がちなのだろうか。

3戦目はFNR、SIG、睦月、神威VS玉高、岡高、MSの元附中チームVSその他の構図となる。
人数からこちらが下からの攻撃チームとなり、迂回路を回って、やつらの背後を取った…ハズだったのだが、そこにいたのは消防のパトロールの方々。
どうやら、最近不審火があったらしく、そのパトロール中とのこと。
一瞬緊張が走ったが、悪い人たちではなく、「遊べるうちに遊んでおけよ」と理解まで示してくれた。
どうやら火薬銃世代の方らしく、昔はやっていたのだとか。
やっぱり男の子っていつの時代もそうなのかね…


戦闘と戦闘の間の休憩の一コマ。
思い思いのことをしている。そこらじゅうに物騒なものが並んでいるが、気にしてはいけない。

で、ちょっと消化不良に終わった3戦目の埋め合わせの形で最終戦。
FNR、MS、岡高VSSIG、睦月、神威。
こちらが守る、という形のゲームだ。
相手は山岳部員にスコープ付G36C、そしてクルツだ。
はっきり言ってどこから攻めてきても不思議ではない。
幸い、迂回路の出口は限られているため、神威にメインの山道を、睦月に迂回路の出口付近を重点的に監視させて、俺は別の迂回路出口と2人間を行ったりきたりする、所謂ミドルアタッカーのポジションにいた。
本来銃から見ればアタッカーであるはずなのだが、そこは成り行き上仕方ない事である。
そして、銃器的にはやや劣勢にあるこちら側だったが、布陣がうまく行ったのと、守りの利とに助けられ、完全に力が拮抗してしまった。
相手はどこから攻めても誰かがいる状態。
散発的な戦闘が続いたが、流石に30分もそんな感じで続けば緊張も解けてくる。
そして、「サバゲーしようぜ!」ということで、拠点防衛を止め、SIGチームは山道のど真ん中をテクテクと歩いており始めた。
まさしくそのとき、FNRからの銃撃がブッシュからやってくる。
幸いほとんどが草に弾かれあたらなかったが、流石に心臓に悪い。
その後、ワラワラと敵が出てきて、サバゲーが始まった。
が、そうなると歴然とした火力の差が出るわけで。
流石に電動3丁には敵わず、睦月と神威が次々とリタイア。岡高は何とか撃墜し、MSも奇襲をかけ撃墜。
だが、FNRにロックオンされ絶体絶命。
それまで結構撃っていた事も手伝って、弾薬がそこをついた。
どうもFNRとサシで勝負するときには弾がないことになっているらしい(2度目)。
何とかハンドガン用の弾とか、多弾マガジンの給弾パイプ内の弾とかをかき集めてノーマルマグに戻して装備する。
で、そこで「弾が無いよぉ〜」とかいろいろ叫んでみて、ちょっとハイな気分になって。
で、最終的に飛び出していたFNRをセミオートで撃墜(?)。
「卑怯な手を」といわれたが、分かっていたんなら罠ではない。

さてさて、そういうわけで。
その後は恒例の「バッテリー使いきろう」作戦。

G3SAS(with PDWストック and スコープマウント)の片手撃ち。推定重量3キロ。
このダンディーな男が旧友人Hこと睦月氏である。
何か、こう、ゴッドファーザーのBGMでも流れてきそうな写真だが、彼が戦闘中にこうなるときには相当頭に血が上っているので、もっと激しい曲が似合うかもしれない。
そうだなぁ。エアロスミスとか、マリリンマンソンとか。

そういうわけで。
ひょっとしたらこのメンツで戦闘できるのは最後かもしれない。
そう思うとなかなか感慨深いものがあるはずなのだが、夏あたりもう一回、とか言う声がちらほらと聞こえたので、招集をかけるかもしれない。

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