第0回 予備知識
具体的なカスタムに入る前に、ちょっとした話をしておいた方がよいかもしれない。
結構常識的な話をするが、以外に気がついていない人もいるかもしれないので、書いておく。
○空き箱の活用
某潜入員曰く、「ダンボールは敵の目を欺く最高の偽装」らしいが、何も潜入任務でなくても活用できる。
例えば、少し大きめの空き箱があれば、その中で分解するともし間違ってスプリングや他の小さなパーツを吹き飛ばしたとしても、回収が比較的簡単になる。
また、その箱をそのまま部品ケースにすることも出来る。ジャンクパーツも、ひょんなことから必要になるかもしれない。そんなときはこの箱を見ると全部入っている。
別にビニール袋でも構わないし、そちらの方が便利なこともあるが、丈夫さなどからこちらを選ぶパターンが多い。
まあ、あると便利、というレベル。保険にもなる。
○デジカメの活用
某潜入員も使っていたカメラだが、何も潜入任務でなくても活用可能だ。
分解したとき、デジカメで内部を撮っておく。
すると誤って部品をすっ飛ばしたときでもその写真を見れば一発で分かるし、組み立てるときもその写真を見れば大体組みあがる。
デジカメがなければスケッチブックでもいいだろう。
なんにしても、分解するにあたっては記録を怠ってはいけない。
○タップビスに関して
タップビスとは、穴にねじ込むだけでネジ穴を瞬時に作り出す、というネジだ。
エアガン等では特によく使われる。非常に便利なネジだ。
が、このネジには欠点がある。
それは頻繁な付け外しを繰り返すとネジ穴が馬鹿になる、ということだ。
なので、ネジは最低限必要なところを見極めて外し、つける際にも少しでも抵抗を感じるようならいったん抜いて、改めて付け直したほうがいい。抵抗を感じたときは新たなネジ穴を作っているのだ。
これはタップビスだけではなく、通常のビスにもいえるので、注意されたし。
○色つきビスに関して
電動ガンではメカボックスのネジのいくつかに色がつけられている。少々ネジからはみ出すようについているあれだ。
あれは何か。分解防止用の着色だ。
あれがはがれているものは分解するためにネジを外した、ということになる。当然、メーカーの認めていない範囲の話になる。すると万一故障した際は有償修理になるか、或いは自分で直すか、になってしまう。
まあ、メカボックスのネジを外す、ということはそれなりにスキルのある人である証なのでそんな人であれば自分で直すなんてわけないことと思うが。
とにかく、組み立てられる自信がないなら不用意に外さない方がいいだろう。
以下、随時更新。
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