SIG552 SEALs 東京マルイ製
我が愛銃、SIG552である。
○テクニカルデータ
全長…790mm (ストック収納時 465mm)
銃身長…247mm
重量…2205g(バッテリー含む。Fライト、スリング、フォアグリップ含まず)
装弾数…ノーマル:43発(実質40発) 多弾マグ:約220発
備考…フラッシュライト、スリング、フォアグリップ搭載
○実銃について
正式名称については、結構微妙なところがある。強いて言うなら、「SIG SG-552-1」とでもなるのだろうか。ゑ?どうしてわからないかって?そりゃあ、あんた。この銃はマルイの創作なのだから仕方ない、というものだろう。
―2006.3.21追記―
正確にはSIG SG-552-2 Commandoになる、ということが銃側面の刻印で明らかになった(笑。
でも552−2って、銃の上面が全部レールになったモデルじゃなかったっけねぇ。
まあ、細かいことが分かるまでは552-2で行きます。
勿論、元となった銃は存在する。それが上記の名称だ。で、この銃はそのSG552をマルイがアメリカ合衆国海軍特殊部隊SEALs用とでっち上げてつくったものだ。
まあ、でっち上げた、と言っても、レールをくっつけたり、ちょっと色合いを変えているだけなので、まだ許容範囲内。これがハイキャパあたりになってくるとまた話が変わってくるが。
横道にそれすぎた。
この銃の元となった(一応苦言)のは、世界に誇る精密工業国、スイスのSIG社製、SG552である。
これは同じくSIG社製SG550を短縮したSG551を更に短縮したものである。勿論、550の良いところは受け継いでいる。
まず、精度がやたら高い、ということ。5.56mm×45弾(SS109)を使う銃としては異例中の異例とも言える、箱だし・無調整で200m先のターゲットに4インチ(約10センチ)以内の集弾という精度を持っている。そのため、この銃にスコープを乗せただけで簡単な狙撃銃になる。
次に、やたら頑丈、ということが挙げられる。掃除しなくてもまずジャムは起こらない、といわれるほどだ。海水につけようが、砂にまぶそうが、とにかく動く銃らしい。
最後に、反動が軽い、ということもあるらしい。何でも、片手で撃てるそうな。
とまあ、素晴らしい銃なのだが、当然欠点もある。
それは価格が異様に高い、ということ。
一説によれば、アメリカ軍採用のM4A1カービンの4倍程するらしい。ざっと30万円はくだらない計算になる。そんなわけで、いまいち普及していないが、特殊部隊等では使用されているところもあるらしい。
○エアガンについて
さて、この銃である。これしかない(2006年3月現在)せいもあるが、結構気に入っている。
まず、小さい、ということ。
これは銃を選ぶ上で結構なアドバンテージになる。
それというのも、自分がフィールドに出かけるときは大抵自転車である。勿論そんなに大きな荷物は持っていけない。出来れば、ハンドガン、弾、その他装備を含めてリュックサック1つで済ませたい。
そのときこのサイズがナイスなのである。写真下のストック収納時は全長504mmというサブマシンガンサイズである。
命中精度が高い、というのも理由の一つだ。実銃宜しく、なかなかの精度を見せてくれる。流石にスナイパーライフルにはかなわないが、それでも連射できることを考えるとなかなかよろしいのではないか。これもひとえにマルイのHOPの技術によるものだろう。
最後に、上記命中精度ともかかわってくるが、銃自身の剛性が高い、ということも長所として上げられる。いわゆる「背骨構造」というやつで、ハンドガード内部に金属の骨が入っている。これによってバレルの歪みを最小限にとどめることが出来る。というわけで、命中精度が良くなるわけだ。
○総評
買って損はない銃だと思う。今までにMP5KPDW改を所有していた(今は友人に売却)が、それに引けを取らない操作性と、凌駕する命中精度がある。他の銃と比べても、取り立てて目立った特徴があるわけではないが、無難な形とあいまってなかなか扱いやすい。
迷っている人には勧められる銃の一つだろう。
○カスタム
この銃はなかなか手を加えた方である。
@フォアグリップの作成、装着。
こいつが装着されたフォアグリップだ。家で余っていたXM177用のグリップを切断、大型のタッピングビスでレールマウント中央のネジ穴に装着しただけ、という超お手軽グリップ。一応イメージ的にはArms社製”#23
Quiq Detach Throw Lever Pistol Grip”を考えていたんだが、出来上がってみて…う〜ん。まあ、そこらへんは気分の問題だ。
使い勝手は非常に良くなるし、ライト等を装備した際のフロントヘビー感がなくなって扱いやすくなる。
Aスリングの作成
これは最近流行の1点支持タイプのスリングを作成してみた。
一般的な2点支持、或いは3点支持タイプではちょっと窮屈な上に、銃を持つ手を変えにくい、という欠点があったため考えられたもので、非常に装着感が薄い。悪く言えば銃がぶらぶらして持ち運びにくいのだが、自分たちは行軍をするわけではなく、一時的な戦闘を行うだけなので、持ち運びを考える必要はない。それよりかはいかに銃を構えやすく、ハンドガンに持ち替えやすくするかが重要になってくる。そこでこのタイプを採用した。
スリングぐらい買え、といわれそうだが、近くでスリングを扱っている店がないのと、スリングに数千円を出すのがなんだか気が引けたので、自作。
その際、普通の作ったのでは面白くないので、緊急解除用のファステックを装着してみた。
↓拡大図
これをつけることによって、他の装備の邪魔をすることなく銃の装備を解除できるようになった。
使ってみると案外いい感じである。意外とお勧めなので、アサルトライフル、サブマシンガンを使っている人は一度やってみて欲しい。まあ、強制はしないが。
07.10.27 追加
さて、我が愛銃SIG552が、このたび若干グレードアップした。
ダットサイトとサイレンサーを追加。
この状態で大体重量が3kgなので、元の銃がどれだけ軽量だったかが分かる。
ちなみに、フォアグリップに関してはやはり強度面での不安があるので、取り敢えずしばらくは
とっておく事にした。
3kgと言っても非力なSIGにとっては振り回すには一苦労。
そこで、普段はこんな感じ。
この状態が一番バランスがよくて気に入っている。
見た目にもカッコいい。
今後はダットサイトをもう一つ買いたいな。
出来ればホロサイト。
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↓ストック収納時