スナイパー。
敵に気付かれることなく闇に葬り去る、恐怖の伝道師。
誰に見られない、聞かれない。
一見するとそこにいるのかどうかも分からない地味なポジション。
しかし、ひとたび狙撃を受けると敵を見えない恐怖のどん底まで突き落とす存在。
なんだかだんだんこの紹介文が小説じみてきた。
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ポジション
サバゲーをやっている人も、知らない人も一度はあこがれるポジション。
ターゲットをスコープに捕らえ、HITした瞬間の喜びは経験した人にしかわからない。
但し、サバゲーをするにあたっては、非常に不利なポジションといわざるを得ない。
理由の一つは火力の低さだ。通常の戦争では圧倒的な射程差があるが、エアガンでは1.5倍以上の差は望めない。更に通常使用されるボルトアクションでは連射力には限度があるため、初弾必中が絶対条件となる。
敷居の高いポジションだが、それだけにHITしたときの喜びは大きい…と思う(未経験)。
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使用火器
とにかく精度が必要である。一般的にはボルトアクション式と呼ばれるタイプが主流になる。1発1発を手動で薬室に装填し、発砲する、いわゆるライフルの形式だ。
但し、最近ではセミオート式の物もあるし、精度が高ければその銃にスコープを乗せるだけでそれなりに使えるので、幅は広くなったといえる。しかし、いずれもボルトアクションにはかなわない。
ボルトアクションの決定的な弱点として連射が難しい(あえて不可能とはいわない)ので、初弾必中が条件となる。セミオートやフルオートを持っているものは連射できるが、ボルトアクションほどの精度と射程を兼ね備えることが難しいので、使用こそ出来るが極めるには向かない。
銃自身のアクセサリーとして、スコープが挙げられる。出来れば対物レンズ径の大きい、可変倍率式が望ましい。レンズの径が大きければそれだけスコープ内が明るくなり、可変倍率で索敵と狙撃を目を離さずに行えるようになる。その他、多数のカスタムパーツが用意されており、一番カスタムによる性能の差が顕著に出る銃でもある。カスタムの順としては精度→静穏化→初速で見ていくのがいい。但し、静穏化に関してはどの時点でもやっておくのが望ましいが。
また、このポジションにおいて、是非携行すべきなのがサイドアームズだ。出来ればマシンピストルやサブマシンガン、最低でもハンドガン1挺は用意しておくべきだろう。あってはならないが万一発見された際の弾幕用だ。これがあれば生存率が若干なりと高くなる。
一例…M700、M40A1、VSR-10、PSG-1系等々。サイドにはMP5KやUZI、M93RやG18c
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基本戦術
火力が低く、連射が出来ないとあっては、とにかく見つかってはならない。
隠密性と長射程、高精度という利点を生かして、先手必勝を貫こう。
くどいようだが、初弾を外すようなことがあってはならない。これを外すと、自分の存在を知らせることになり、最悪弾道から居場所が特定される。そうなったら勝ち目はない。万一外したら即座にその場を離れよう。ここでまごつくとあっという間にアタッカーに討ち取られる。
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応用戦術
応用も何も、基本から凄まじく難しい。
応用と呼べるかどうかはちょっと微妙だが、銃と自分、自分の周りの環境の境界をぼかすような装備をするとばれにくくなる。ギリースーツと呼ばれる専用の服から、迷彩服、緑や黒系統の私服でもあれば大分違う。銃自身にはスプレーで塗装したり、面倒なら、服と同じ色の布をかぶせるだけでもいい。
このポジションは非常に奥の深いポジションである。突き詰めていくと新たな戦術が見つかるかもしれない。
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対スナイパー戦術
もう、全てに共通する。
味方が狙撃を受けたらすぐに隠れろ。そして、辺りを良く見て探し出せ。
味方が撃たれる自分も射程内にいる可能性が高い。
スコープを搭載している場合は視界が非常に狭くなっている。
そこで、左右に大きく動くとスコープの視野を外れることが出来る。出来るだけ大きく左右に動いて、一刻も早く遮蔽物に隠れるように。
見つけたらこちらのものだ。その一帯に弾の雨を降らせるとすぐにけりがつく。少なくともスナイパーそのものからの反撃は皆無なので、周囲を警戒しつつ近づいて攻撃すればよい。
恐怖を感じるのは見えないためだ。見つけ出したら怖いものはない。
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